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骨粗しょう症

■骨粗しょう症の危険因子

骨粗しょう症は、骨がスカスカになる病気です。そのため、骨折しやすくなります。 骨全体が弱まって骨折してしまうため、なかなか回復できないようになってしまいます。

背骨の圧迫骨折や、大腿骨頚部骨折などが原因で寝たきりになってしまうことも多いです。

骨粗しょう症は他人事ではありません。
日本では、骨粗しょう症の人は、女性が約800万人、男性が約200万人、合計1000万人と推定されています。 特に、女性は、無理なダイエットや閉経をきっかけに、骨粗しょう症になる人の割合が高くなっています。

骨粗しょう症になりやすい因子としては、偏食、運動不足、アルコール・コーヒーの多飲、喫煙、日光照射不足、閉経後、痩せ型、糖尿病、などがあります。

このような因子がいくつか当てはまる人(特に女性)は、骨粗しょう症の検査を受けたほうがよいでしょう。
最近では、自宅で手軽に検査を受けられるサービスもあります。

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骨粗しょう症の初期から中期にかけては自覚症状がありません。
よくある勘違いは、「痛みがないから骨粗しょう症ではない」と考えたり、「カルシウムを補えば骨粗しょう症が治る」と考えたりすることです。
骨粗しょう症になってしまうと、簡単には治らないのです。
しかも、骨粗しょう症の初期には自覚症状は全くありません。
やはり、骨粗しょう症は予防することが第一です

■骨粗しょう症を予防する

では、どうすれば骨粗しょう症を予防できるのか?

食事療法と運動を心掛けることです。

【食事療法】
骨粗しょう症予防のための食事の基本は、栄養素を過不足なく摂取することです。
もちろん、カルシウムは重要です。更年期の女性や、高齢者では、最低でも1日800r以上のカルシウムが必要です。でも、これだけでは、骨粗しょう症の予防にはなりません。

なぜ、カルシウムだけではダメなのか?骨をつくるには、カルシウムのほかにホルモンやビタミンなどいろいろなものが必要で、どれ一つが欠けても骨がつくれないからです。

では、どんな食品がよいのか?
骨粗しょう症の予防によい食品のひとつは大豆食品です。
その中でも納豆は、骨をつくるために必要なホルモンやビタミンのため要素を簡単に摂取することができます。

納豆の「におい」や「ねばねば」が苦手な人でも、手軽な健康食品があります。


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納豆には、骨粗しょう症予防のほか血液サラサラ効果、整腸効果、コレステロール抑制、抗菌作用など多彩な健康効果が認められています。

※脳血管や心臓血管の疾患のために「ワーファリン」という薬を飲んでいる人は、納豆は控えてください。


【運動療法】
運動で適度に骨に負荷をかけてあげると、骨密度が保たれます。
運動しない人は、骨粗しょう症になりやすくなってしまうのです。

また、屋外に出て日光に当たることで皮膚から体内へのビタミンD産生を促すことができます。
ビタミンDは、骨をつくるのに欠かせないビタミンです。
散歩(ウォーキング)や買い物に行くなどこまめに体を動かすことを心がけましょう。