食事と生活習慣病ー体内脂肪−
中性脂肪、内臓脂肪
■中性脂肪とコレステロール食事でとられた脂肪は一度分解され、体内で中性脂肪とコレステロールとなって運ばれます。
なお、血液中の中性脂肪もコレステロールも、脂肪酸がたんぱく質で包まれた球体です。
この球体が比較的大きいものが「中性脂肪」、小さいものが「コレステロール」と呼ばれます。
中性脂肪やコレステロールの値は、医療機関で測定してくれます。
最近では、自宅で検査を受けられる便利なサービスもあります。
これなら、医療機関を受診する手間を省けます。
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■肥満の大敵は中性脂肪
中性脂肪は、エネルギー源として蓄えられますが、蓄え先は皮下脂肪、内臓脂肪、肝臓です。
皮下脂肪、内臓脂肪の蓄えが過剰になった状態が「肥満」です。
「肥満」は体型や体重のことよりも、体内の脂肪が重要なのです。
また、中性脂肪が肝臓にため込まれると脂肪肝という病気に発展します。
■中性脂肪の値
空腹時の血中の中性脂肪が150以上の人は要注意。
肥満、動脈硬化など生活習慣病の予備軍です。
中性脂肪の値が高い原因としては、運動不足と食べ過ぎの二つが考えられます。
運動不足で筋肉を使わずにいると、脂肪分解酵素リパーゼの働きが大きく落ちこんでしまうのです。
食べすぎは、脂肪と糖のとりすぎです。
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■糖も中性脂肪に変わる!
食事の脂肪が多くなくても、中性脂肪が増えて体内脂肪として蓄積されることがあります!
血液中の糖の濃度(血糖値)があがると、糖の一部は中性脂肪に変えられるのです。
ブドウ糖が中性脂肪へ変化するのを抑制する作用があるのがαーリポ酸です。
「脂っこいものは好きじゃないのに、中性脂肪が高い!?」という人には、αーリポ酸を。
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□食事の脂肪ー3つのポイントー